FPトピックス「生命保険商品の種類と概要」

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生命保険 FP_B_リスク管理

今回は、FP2級の学科で頻出の「生命保険商品の種類と概要」を取り上げる。

保障機能を重視した保険

定期保険

定期保険は、死亡・高度障害状態を一定期間保障する保険である。保険料は「掛け捨て」で、解約返戻金はほとんどないが、その分保険料が割安である。

終身保険

終身保険は、保障が一生涯続く。このため、何歳で亡くなっても、保険金が支払われる。
将来保障が必要ではなくなった時には、解約返戻金を老後資金など、多目的に利用できる。

低解約返戻金型終身保険は、「保険料払込期間(低解約返戻金期間)」中の解約返戻金を、低く抑えることで、割安な保険料となっている。なお、保険料払込期間経過後の解約返戻金は他の終身保険と同水準となる。

定期保険特約付終身保険

終身保険に、特約として定期保険をつけたもの。一定期間は高額な死亡保障が得られ、その後も一生涯の死亡保障が残る。更新型の場合、更新時に告知は不要だが、自動更新すると保険料はアップする。

保障と貯蓄の両方の機能がある保険

養老保険

養老保険とは、被保険者(保険がかけられている人)が保険期間中に亡くなった場合は死亡保険金受取人に死亡保険金が支払われ、満期まで生存していた場合は満期保険金受取人に満期保険金が支払われる生命保険である。

貯蓄または運用の機能がある保険

学資保険(こども保険)

学資保険とは、子どもの教育資金の準備を目的とした貯蓄型の保険です。原則として親が契約者となり、契約者が死亡した場合は、それ以降の保険料は免除される。子どもの入学や進学にあわせて教育資金・満期保険金が受け取れるようにするものである。

変額保険

変額保険とは、特別勘定による運用実績に基づいて満期保険金や解約返戻金が変動する
運用実績によっては大きな保障を期待できますが、一方で株価や金利・為替などの変動により損失が生じるおそれがある
ただし、契約時の保険金額(基本保険金額)を死亡保険金として最低保証している。

その他

収入保障保険

収入保障保険とは、被保険者が死亡または高度障害状態になったときに、毎月一定額の死亡保険金を、保険期間が終わるまで年金形式で受け取れる保険。主な目的としては遺された家族の生活の保障である。なお、途中で解約しても一般的に解約返戻金はない。

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