パソコンを自作しよう「PC自作の鉄則!2023」

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コンピューターに親しむ

みなさんは、パソコンと言えば、お店で製品を買ってくるのものと思われるだろう。ある意味正解だが、製品そのものではなく、パソコンのパーツ(部品)を買って、自分で組み立てるという選択肢はご存知だろうか。

かつて、日本のパソコン市場はNECの一強時代が続いていた。その頃はまだ、バソコンを自分で組み立てる(以後自作という)ことはできなかった。いわゆる日本語の壁である。日本語を扱うには、ハードウェアに日本語機能を内蔵したNECのPC-9800シリーズのパソコンか、その互換機を使用する必要があったのだ。
ところが、「DOS/V」パソコンの登場で状況は一変する、「DOS/V」パソコンでは、ソフトウェアで日本語機能をサポートしていたため、NECのパソコンでなくても日本語を扱えるという状況になった。
すると、自分好みの機能を追加したパソコンや思い切りコスパの高いパソコンが自作できるようになった。そして、日本でもパソコンを自作する人が増えていくことになる。
さらにWindows95の登場でその流れは加速していく。
そのような状況のなか筆者もパソコンの自作を始めた一人である。
初めてパソコンの自作に挑戦したのは、あるメーカーが主催する「DOS/V」パソコンの組み立て講座であった。
ほぼドライバー1本でパソコンが完成したときの驚きと感動は忘れられない思い出となっている。

そこで、今回ご紹介するのは、「PC自作の鉄則!2023 日経PC21編 日経BP社 以下本書という」である。

PC自作の鉄則!2023

本書の特徴は以下の通りである。

メーカー製のパソコンはスペックが中途半端で、自分が本当に欲しい機種がない――。そう思っている人には、ぜひ自作パソコンをお薦めします。自作パソコンのパーツは進化が速く、しかも驚くほど種類が豊富。価格も性能も、幅広く用意されているため、満足度100%の“自分だけの1台”を手に入れることができます。
コスパ重視の超低価格マシンや、eスポーツにも対応できるゲーミングPCなど、一芸に秀でた個性派マシンも自作なら思いのまま。PCパーツの最新情報を収集し、それらの設定のツボを抑えれば、理想の1台を必ず作ることができます。本書では、そんな自作パソコンについてパーツの選び方から組み立て方、セットアップの方法までを、基本から丁寧に解説します。
Intel、AMDの新型CPU解説や、マザーボードやグラフィックスボードなどのパーツカタログも満載。最新のトレンドや製品情報も押さえられる、自作ユーザー必見の1冊です。

日経BP社の本書の紹介ページ

本書の歴史は長い。筆者は毎年購入する程ではないが、本稿執筆のため書棚を調べてみると、下記の通り何冊か出てきたのである。

これらは実際に筆者が自作する際に大いに参考にさせていただいている。

本書は、最新のハードウェアのトレンドを紹介しながら、パーツ選びから自作の手順、さらにWindows11のインストールまでをわかりやすく解説している。
読むだけでもハードウェアの勉強になるが、実際にパソコンを自作してみるとその何倍も楽しいものである。

あなたも本書を参考にして、ご自分の理想のパソコンを自作してみてはいかがだろう。

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