TOEIC® Listening & Reading Test(以下TOEICテストという)はリスニング(約45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)、合計約2時間で200問に答えるマークシート方式の一斉客観テストである。なお、出題形式は毎回同じである。
今回は、「TOEIC L&R TEST 読解特急3 長めの記事編(朝日新聞出版・神崎正哉,TEX加藤, Daniel Warriner (著)) 以下本書という」をご紹介する。
TOEIC L&R TEST 読解特急3 長めの記事編
本書は、他の特急シリーズ同様、新書版サイズである。コンパクトで持ち運びやすい。
2011年9月発行の改訂版である。Part7形式の読解問題(シングルパッセージ)が20セット100問収録されている。
負荷の高い読解問題とするため、文章の長さも平均356語と実際のTOEICテストよりも長めになっている。さらに、設問数もTOEICテストでは最大で4問のところ、すべて5問となっている。
1セット5分を目標に解答しよう。問題を解いたら答え合わせになるが、正解不正解の確認のみだけでなく、正解の根拠が正しかったかを確認してみよう。
TOEICテストのスコアアップには語彙力が不可欠である。語彙力養成には専用の単語集の活用がおすすめだが、本書でも知らない単語があれば、積極的に覚えよう。
本書では、音声も用意されている。ダウンロードして利用しよう。
読み上げ音声は、速読の練習になる。音声を流して、そのスピードに合わせて文書を追っていく。このペースで読めれば、TOEICテストのリーディングセクションが最後まで解き終わるだろう。
さらに1文ごとに音声を止めて、リピートしてみよう。また、音声を流し、問題を見ながら声に出して読み上げてみよう。
スマホの無料アプリのabceed(エービーシード) 、PCのダウンロード(朝日新聞出版のサイト)が対応している。
なお、「abceed」はスマホとPCで利用できるAI英語教材である。利用には会員登録が必要である。
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