資格を取ろう！「知的財産管理技能検定2級厳選過去問題集（2024年度版）」

本稿では、「知的財産管理技能検定」を「知財検定」と称する。

知財検定とは

「知財検定」とは、国家検定制度である「技能検定」制度の下で実施されている国家試験である。
「知財検定」は、そのうちの「知的財産管理」職種にかかる検定試験となっている。

「知的財産管理」とは、企業・団体等における特許、実用新案、意匠、商標、営業秘密、著作物等の知的財産の創造、保護または活用を行う目的として業務を行う職種である。

知財検定に合格すると、２級知的財産管理技能士（管理業務）の名称の国家資格が得られる。

（参考）知的財産管理技能検定の公式サイト

知財検定２級のレベル

受検資格

下記のいずれか一つに該当していればよいとされている。

• 知的財産に関する業務について2年以上の実務経験を有する者
• 3級技能検定の合格者（合格日が試験の行われる日の属する年度及びその前年度並びに前々年度に属するものに限る。)
• 学校教育法による大学又は大学院において検定職種に関する科目について10単位以上を修得した者
• ビジネス著作権検定上級の合格者（サーティファイ著作権検定委員会が実施する「ビジネス著作権検定」を指す。合格日が技能検定が実施される日の属する年度及びその前年度並びに前々年度に属するものに限る。)
• 2級技能検定の一部合格者（学科または実技いずれか一方の試験のみの合格者）(当該合格したほうの試験の合格日の翌々年度までに行われる技能検定についてに限る。)

（参考）知的財産管理技能検定の公式サイト

試験の方法

試験は、原則として、年３回実施している。（３月、７月、11月）
（参考）知的財産管理技能検定の公式サイト

合格基準

試験範囲

２級（管理業務）

それでは、受検対策として、過去問題集をご紹介しよう。

「知的財産管理技能検定2級厳選過去問題集（2024年度版）アップロード知財教育総合研究所 (編集)　アップロード　以下本書という」である。

知的財産管理技能検定2級厳選過去問題集（2024年度版）

本書の特徴は以下の通りである。

本書の内容

・第33回（2019年７月）から第43回（2022年11月）までに実施された過去問題の中から、
　合格に必要な200問を厳選して掲載！
・学習のしやすさを考え、公式テキストと連動した出題領域順に編集
・一冊で学科と実技の両試験の出題ポイントと傾向を同時に把握
・検定試験と同じ形式の実力テスト（学科40問・実技40問）を収録

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
　・「大領域出題比率」……どの領域からの出題が多いのか出題バランスが一目でわかる！
　・「領域別出題数」………どの小領域からの出題が多いのか詳細を確認することができる！
　・「領域別出題一覧表」…毎回出題されている小領域も確認できる！
　※学習に有効と考えられる第39回（2021年７月実施）～第43回（2022年11月実施）の試験について
　　集計対象としています。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■レッスンごとに学科・実技試験をあわせた200問を、一冊に収録！
学科試験・実技試験の両方をレッスンごとに集中的に学習できる仕様にしました。

■学習しやすいように出題領域順に並び替えて掲載！
実際の検定試験では複数の分野が入り交ざって出題されますが、この問題集では出題領域順に並び替えているため、分野ごとの学習がしやすくなっています。

■最新の法改正に対応した、詳細な解説を掲載！
すべての問題に、最新の法改正を反映した詳しい解説が付いています。
過去問題のわからないところは、解説できちんと理解できるようになります。

（株）アップロードの本書の紹介ページ

公式テキストと連動して活用することで、試験対策に万全を期していただきたい。
また、問題を解く際は、別途ノートを用意することをおすすめする。
ノートのサイズは、本書と同じA5サイズ（横148mm×縦210mm（14.8cm×21cm））が扱いやすいのでこれもおすすめである。