9月も下旬になって、10月が近づいているものの、筆者の住む愛知ではまだまだ30度の日もあり暑い。
「本格的な秋らしさはまだ遠そうだけど、後半戦に合わせて何か新しいことを始めたい」
残暑の疲れが残り、なんとなく日々の仕事に追われがちなこの時期。これからの自分をもっと高めたい、新しい一歩を踏み出したいと感じている社会人のみなさんに、今こそ手に取ってほしい一冊がある。それが『NHKラジオ ラジオ英会話 2026年10月号(NHK出版)以後10月号という』である。
講師を務める大西泰斗先生のレッスンは、言葉が持つネイティブの「心(イメージ)」や「感情」を捉え、英語を身体感覚として身につけることを大切にしている。
単に公式のように文法を暗記するのではなく、「なぜその語順になるのか」「なぜその助動詞を使うのか」という疑問に対して、視覚的なイメージ(配置のセンス)を用いて明快に解説してくれる。
大西先生の講義の特徴を、ここでは3つのポイントに整理してみよう。
- 配置のセンス
英語は「配置の言語」であり、言葉を置く場所によって意味が決まるという原則を徹底的に叩き込む。 - ネイティブのイメージ
例えば、mustは「強い圧力(~しなければならない)」、mayは「開かれたドア(~してもよい)」のように、単語の核心にあるイメージをビジュアルで理解させる。 - 音読の重視
理解したイメージを意識しながら何度も声に出すことで、文法を「知識」から「自動的に口から出るスキル(回路)」へと昇華させる。
1. なぜ「10月号」からの再スタートがちょうどいいのか?
①「秋の夜長」を学びタイムに
10月号というタイミングも、社会人にとって絶好のスタート時期である。一年の後半戦が本格化するこの季節に、毎朝15分の新しい習慣を取り入れることは、生活リズムに心地よい刺激を与えてくれる。忙しい日常の中でも「これからの自分」のために時間を使っているという充実感が、仕事への活力や自信にもつながっていくはずである。
② 自分のペースを取り戻す「ちょうどいい節目」
10月は「学びの秋」をスタートするのに最適な時期である。春のようなバタバタ感がない分、社会人が落ち着いて「自分のための時間」を作り出すのに絶好のタイミングである。
2. 『ラジオ英会話』をおすすめする3つの理由
- 丸暗記からの解放!「英語の感覚(心)」が理解できる
大西泰斗先生の講義は、文法規則の暗記ではなく「ネイティブがどんな気持ちでその言葉を使っているか」を解説してくれる。「昔、暗記がつらくて挫折した」という大人の脳にスッと入るアプローチである。 - 知っているのに話せない…を突破する「発信力」がつく
「読めば意味はわかるけれど、パッと口から出ない」という悩みを解決するため、実際の会話シーンで使えるフレーズとニュアンスを徹底トレーニングする。 - 1日15分!忙しい社会人でも始めやすい
1回の放送は15分。例えば、朝のFM放送はもちろん、NHKの公式アプリ・配信サービス「らじる★らじる」を使えば、好きな時間にスマホひとつで受講できる。
ただし、最初から15分間全部集中して聴いて理解しようとしないこと。例えば、「今日のダイアログ」を聴き流すだけとか、「ESSENTIAL EXPRESSIONS」だけは集中しようとかメリハリをつけよう。
3. 10月号の聴きどころ&実践的な活用法
日常やビジネスで即役立つ生きたダイアログ
10月号では、今すぐ使ってみたくなるリアルな表現が目白押し。登場人物の感情や会話の流れを感じながら学べる。
今月のテーマ
コントロール(1)
[発言パターン]
指示1.命令文による指示
指示2.助動詞類などを使った指示
指示3.目的語説明型を使った指示
指示4.心に留めるよう指示
指示5.必ずするように指示
指示6.命令文による禁止
指示7.助動詞を用いた禁止
指示8.そのほかの禁止表現
警告
注意1.マナーを注意
注意2.態度・発言を注意
注意3.気になる習慣を注意
危険を知らせる
不測の事態に備える
書き取り&音読を強化したいなら「サブノート」もおすすめ
もっと学びたい方は、別売りの『NHK ラジオ英会話サブノート』を併用すると効果的である。
その日のレッスンをその日のうちに復習しよう。 1日1文を取り上げ、読んで、話して、書いて、体を使って「英語の定着とスキル化」を図る。

4. 社会人のための軽やか学習ステップ
- まずはリラックスして聴こう
15分間、まずは音声を聴いて「会話の雰囲気」やネイティブのノリを楽しもう。 - 「なるほど!」となる解説でイメージを掴もう
大西先生の解説を聴き、「なぜこの表現を使うのか」という感覚を掴もう。 - 声に出してみよう
感情を込めてキーフレーズを音読しよう。
少しずつ口に馴染ませていくことで、実践で使える瞬発力が育つ。
【まとめ】学びの秋をはじめよう
季節の変わり目が曖昧になりつつある今日この頃ですが、成長や変化は「自分」で作っていけるもの。
『10月号』は、1冊710円(税込)というお手頃価格で、大人の学び直しに「楽しさ」と「確かな手応え」をくれる良き相棒となるだろう。
忙しい方も15分だけ自分のための時間を作ってみよう。 そして10月号で新しい英語の習慣をスタートさせよう。


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