歴史を学ぶ意義は、単に受験のためだけではないと思う。
今を生きる我々は、人類の歴史の最先端に位置している。そして、我々は過去の歴史とつながっている。未来を予知することはできないが、過去の出来事を振り返り、そこから学ぶことはできる。
今回は、久々に世界史の学習を始めて、ある程度学習が進んだ読者に、参考となる書籍をご紹介したい。「一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書【宗教編】山﨑圭一:著者(SB Creative)以下本書という 」である。
一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書【宗教編】
本書の特徴は以下の通りである。
公立高校教師YouTuberが書いた
累計80万部超ベストセラーシリーズ第5弾!
累計80万部突破!大人気高校教師YouTuberによる年号を使わない歴史入門書シリーズ第5弾!
キリスト教、イスラーム、ユダヤ教、仏教――。
SBクリエイティブの本書の紹介ページ
古代から現代まで、
世界史に登場する13の宗教について
年号を使わずに数珠つなぎにして1つのストーリーで読み解く
これまでにない画期的な歴史入門書!
本書は、高校の「世界史」の授業で学ぶ事件の背景を宗教の面から説明した「歴史」の本である。
本書で、様々な宗教の動きを知ることで、政治の流れや経済の流れとは違う、新たな軸を持つことができる。これまで学んできた世界史の知識の背景を新しい角度から学ぶことができるだろう。
本書は、世界史を宗教のつながりで学ぶ書籍である。これまでありそうでなかったコンセプトの本書を読むと、まさに目から鱗とはこのことかと世界史の理解が深まる。
簡潔明瞭な文体ですらすらと読み進めることができるだろう。
納得の内容である。
世界史の面白さと奥深さをあらためて感じた。続編も期待大である。
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