TOEIC対策「TOEIC L&R TEST パート5特急 基本の150」

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TOEIC

TOEIC® Listening & Reading Testとは

TOEIC® Listening & Reading Test(以下TOEICテストという)は、リスニング(約45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)、合計約2時間で200問に答えるマークシート方式の一斉客観テストである。
結果は合格・不合格ではなく、トータル10~990点の「スコア」として表示される。
スコアの目安(TOEICの公式サイト)

今回ご紹介するのは、「TOEIC L&R TEST パート5特急 基本の150 神崎 正哉 / Daniel Warriner 著 (朝日新聞出版) 以下本書という」である。

TOEIC L&R TEST パート5特急 基本の150

本書は、TOEICテストの「パート5(文法・語彙問題)対策書」である。

本書の特徴は以下の通りである。

人気の「パート5特急シリーズ」に、基本編が登場! 必出、必修の150問で、パート5の頻出問題を学習。よく出る問題ばかりを丁寧に解説しています。
頻出問題を確実に正解することで、パート5のスコアのベースが作れます。朗読音声付き。スマホアプリ対応。

朝日新聞出版の本書の紹介ページ

他の特急シリーズ同様、新書版サイズである。携帯に便利で通勤・通学の途中での学習にも適している。

本書には、Part5(短文穴埋め問題)対策として、基本的な問題が150問収録してある。
前半の60問が「文法問題」で、後半の90問が「語彙問題」である。
著者の神崎先生によれば、現在のTOEICテストのスコアが400点から700点くらいの方の利用を想定しているとのこと。

また、神崎先生によれば、本書を学習して、さらに上を目指す方は、「1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急」などに挑戦し、逆に本書の解説を読んでも理解できない方は、「TOEIC L&R TEST 出る問特急 金の文法」などを使って文法の基礎固めをしていただきたいとのこと。
なお、本書の学習を通して、語彙力不足を痛感された方には、「TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ」や「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」を使って、語彙力を鍛えていただきたいとのこと。(前者は初心者用、後者は中上級者用の単語集)

筆者も、TOEICテストを受験するたびに痛感するのは、語彙力と文法の大切さである。順番通りに「リーディング」セクションを解答するとすれば、Part5(短文穴埋め問題)とPart6(長文穴埋め問題)に時間を取られてしまうと、その後のPart7の読解問題で時間が足りなくなってしまう。逆にPart5対策をしっかりしておけば、「リーディング」セクション全体の時間配分がうまくいって、余裕を持ってPart7が解答できる。また、文法と語彙の問題は一見してもわからないなら、それ以上時間をかけるべきではない。問題練習を数多くこなしていくうちに瞬殺できる問題とそうでない問題を瞬時に見極めることができる。

なお、音声は無料でダウンロードして聞くことができる。スマホでは、AI英語教材アプリのabceed(エービーシード) 、PCでは朝日新聞出版のサイトが対応している。

なお、「abceed」はスマホのほかPCでも利用できる。ただし利用には会員登録が必要である。

abceed(エービーシード) 

朝日新聞出版(TOEIC® TEST 特急 シリーズ)

これまでにたくさんのTOEICテスト対策書が出版されている。
人によってTOEICテストの悩みは異なる。したがって、必要な対策書も人それぞれに違って当たり前なのである。あなたの一冊が見つかるきっかけに本稿が少しでも役立てられたなら幸いである。

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