司法・法務民法を学ぼう(虚偽表示) 心裡留保は、表意者一人で、内心的効果意思がない意思表示を行った。これに対し、今回取り上げるのは、表意者が相手方と通謀して、内心的効果意思がない意思表示を行う「虚偽表示(通謀虚偽表示)」である。 本稿では「第三者」と「善意」を中心として取り上... 2022.08.27司法・法務資格試験
司法・法務民法を学ぼう(心裡留保) 今回は、意思表示に関する民法の規定についてみてみよう。 意思の不存在と瑕疵ある意思表示 先ずは、意思表示に関する規定の全体構造を確認しておこう。 意思表示に関する規定は、(1)表示に対応する内心的効果意思が存在しない場合と(2)存在する場合... 2022.08.26司法・法務資格試験
司法・法務民法を学ぼう(法律行為総説) 今回は、法律行為とその前提となる意思表示の概念をみてみよう。 意思表示とは 意思表示とは、一定の法律関係を作り出す意思を外部に表示すること。そして、法律関係とは、権利を有し義務を負う関係のこと。民法では、権利や義務からなる関係として世界が構... 2022.08.25司法・法務資格試験
司法・法務民法を学ぼう(条件・期限) 前回に続いて民法のトピックスを取り上げていこう。今回は、「条件・期限」である。 一般的に、「条件」と「期限」の使い分けはあいまいになってはいないだろうか。もちろん、民法では両者を明確に区別している。例を挙げてみよう。 AがBに「Bが大学入試... 2022.08.07司法・法務資格試験
司法・法務民法を学ぼう(無効と取り消し) 先回のイントロダクションに続いて、民法のトピックスを取り上げていこう。今回は「無効と取り消し」を取り上げる。日常生活ではこの二つをそんなに意識せずに使っているかもしれない。しかし、民法ではこの二つは明確に区別されている。 「無効と取り消し」... 2022.08.06司法・法務資格試験
司法・法務民法を学ぼう(イントロダクション) いきなりですが、次の問題に〇か×で答えてみていただきたい。 (1)債権者が権利を行使することができることを知った時から5年間行使しないとき、又は権利を行使することができる時から10年間行使しないときは、債権は、時効によって消滅する。(2)主... 2022.08.05司法・法務資格試験
司法・法務司法・法務系資格1 ビジネス実務法務検定 資格試験を目指すなら、司法・法務系もぜひ選択肢に加えていただきたい。法律は社会の基盤である。もし法律がなければ、社会は無秩序で混沌とした闇の状態となってしまうだろう。我々が安心して毎日生活できるのも法律が正しく機能しているおかげなのである。... 2022.06.10司法・法務資格試験