TOEIC対策(ラダーシリーズ で基礎固め)

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TOEIC

書店を訪れるとTOEIC対策として、様々な書籍が出版されている。各書ともスコアアップにつながると競い合っている。これらの書籍をチェックするのは筆者の楽しみでもある。そしてTOEIC対策に対する関心度の高さを実感するのである。

TOEICテストが間近に迫ってくれば即効性のある教材に頼りたくもなる。それはわかる。しかしながら「急がば回れ」なのである。真の英語力は一朝一夕では身につかない。やはり、英語に毎日触れ続けること。それには自分にとって少しでも気軽に取り組めて長続きしそうな教材を見つけることである。

今回は、「ラダーシリーズ (IBCパブリッシング )」をご紹介しよう。本稿では、Level 2の「不思議の国のアリス Alice’s Adventures in Wonderland (以下本書という)」を取り上げる。

不思議の国のアリス Alice’s Adventures in Wonderland

ラダーシリーズは、「はしご (ladder)」を使って一歩一歩上を目指すように、学習者の実力に合わせ、無理なくステップアップできるように開発された英文リーダーのシリーズです。

不思議の国のアリス「はじめに」より

リーディング力をつけるためにはたくさん読むことである。とはいうものの、「洋書のペーパーバックに挑戦してみたものの、始めの数行読んだだけでも知らない単語がいっぱいで、途中で投げ出してしまった」経験がおありの方もみえることだろう。やはり、自分の実力に合わせて選ぶことも大切である。

本書は使用語数が、中学校で学習する単語の約1000語 + 使用頻度の高い単語の約300語 で計1300語である。お話自体は有名なので、あらすじをご存知の方も多いのではなかろうか。次の展開を予想しながら読み進めていけるならスムーズに読めるだろう。ただし、英文を読むのが初めて、もしくは、久しぶりであれば全139ページを短時間で読破するのは容易ではないだろう。リライトしてあるとは言え文学作品には独特の表現がある。新聞記事のように事実を理路整然と伝えているわけではない。そこが文学作品たる所以であるのだが・・

そこで、おすすめしたいのが、実際に書店で手に取って数ページ読んでみることである。そこで、少し簡単に感じればひとつ上のレベルを選んでみることもいいだろう。また、クラシックから現代文学、ノンフィクション、ビジネスと、幅広いジャンルを扱っているので、ご自分の興味に合わせて選んでいただきたい。

なお、本書は、音声サービスにも対応している。有料になってしまうが、オーディオブックで購入することができる。→audiobook.jp(不思議の国のアリス)

「多読が効果があることはわかっている。だだし、本書のように1冊1000円近くする書籍を手軽に何冊も買うことはできない」という方もおみえではないだろうか。筆者もそのひとりである。そこで、紙媒体の半額程度で提供される電子ブック版がある。筆者はどちらかというと紙媒体派であるが、Amazon Kindleを所有しているので、電子ブック版のご紹介もできればと考えている。

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