【基本情報技術者試験対策】マネジメント系とストラテジ系のポイントを学ぼう(1)マネジメント系とストラテジ系の問題を解くコツ

スポンサーリンク
IT系

基本情報技術者試験のテクノロジ系は、アルゴリズムやデータベースなど計算問題や暗記が中心であるため対策の方向性がイメージしやすい。一方でマネジメント系とストラテジ系は、用語の意味を問う問題と文章読解を組み合わせた問題が中心となり、テクノロジ系とは異なるアプローチが必要になる。今回から3回にわたり、マネジメント系とストラテジ系の問題を解くコツについて整理していこう。

マネジメント系・ストラテジ系とはどのような分野か

基本情報技術者試験の出題範囲は、大きくテクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系の3つに分類される。このうちマネジメント系は、プロジェクトマネジメントやサービスマネジメント、システム監査など、システム開発や運用を「管理する」視点の知識を問う分野である。ストラテジ系は、経営戦略や技術戦略、企業活動、法務など、ITを「経営に活かす」視点の知識を問う分野である。

いずれもテクノロジ系のように数式を用いた計算問題は少なく、用語の定義や考え方を正しく理解しているかを問う問題が中心となる。そのため、暗記だけに頼るのではなく、それぞれの用語が「何のために存在するのか」という背景まで理解しておくことが得点への近道になる。

マネジメント系とストラテジ系に共通する解き方のコツ

【コツ1】選択肢を丁寧に消去法で絞り込む

マネジメント系とストラテジ系の問題は、四択のうち紛らわしい選択肢が複数用意されていることが多い。すべての選択肢を根拠を持って判断しようとすると時間がかかるため、まず明らかに誤っている選択肢から消していく消去法が効果的である。用語の意味を正確に覚えていなくても、文脈から矛盾する選択肢を除外できれば、正答率を上げることができる。

【コツ2】キーワードから出題分野を先に特定する

問題文を読んだ時点で、それが「プロジェクトマネジメント」の話なのか「経営戦略」の話なのかをまず判断する習慣をつけると、選択肢の絞り込みが格段に速くなる。たとえば「WBS」「クリティカルパス」といった語が出てくればプロジェクトマネジメント分野、「SWOT分析」「PPM」といった語が出てくれば経営戦略分野の問題だと判断できる。分野を特定できれば、その分野特有の考え方に沿って選択肢を評価すればよいため、迷いが減る。

【コツ3】用語は「対になる概念」とセットで覚える

マネジメント系・ストラテジ系の用語は、単独で覚えるよりも対になる概念とセットで覚えたほうが定着しやすい。たとえば「差別化戦略」と「コストリーダーシップ戦略」、「プッシュ戦略」と「プル戦略」のように、対比構造を意識して整理すると、問題文の中でどちらの概念が問われているかを判断しやすくなる。

【コツ4】過去問の言い回しのパターンに慣れる

この分野の問題は、同じ知識を問う場合でも問題文の言い回しが年度によって変化する。したがって、単に正解の選択肢を覚えるのではなく、「どのような聞かれ方をしても正しい概念を選べるか」を意識して過去問学習を行うことが重要である。演習の際は、正解した問題であっても選択肢すべてに目を通し、なぜ他の選択肢が誤りなのかを説明できるようにしておくと効果が高い。

学習の進め方

マネジメント系とストラテジ系は出題範囲が広く、覚える用語の数も多い。そのため、最初からすべてを完璧に覚えようとするのではなく、まずは頻出テーマを中心に全体像をつかみ、過去問学習を繰り返す中で知識を肉付けしていく進め方が効率的である。

次回はマネジメント系の問題について、具体的な問題例を交えながら解き方のコツを掘り下げていく。

コメント

タイトルとURLをコピーしました