【基本情報技術者試験】「ストラテジ系のポイント(2)」

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IT系

システム企画

システム企画とは、どのようなシステムが必要なのかを考えることである。システム企画における重要な書類として、RFI(Request For Information: 情報提供依頼書)と RFP (Request For Proposal : 提案依頼書)がある。システムを調達する場合には、まず、システムの発注元(システムを利用する側)がシステム化の目的や業務内容などを示し、複数の調達先(システムを開発する側)に情報提供(企業の能力や商品などの情報)を依頼する。これが、RFIである。

次に、システムの発注元は、RFIに回答した調達先に対して、調達条件などを示して提案書(開発するシステムの構成、費用、納期など)の提供を依頼する。これが、RFPである。そして、システムの発注元は、提出された提案書の内容を基づいて、調達先を決定する。

システムの調達の手順

  1. システムの発注元が複数の調達先にRFI(情報の提供)を依頼する
  2. RFIに回答した調達先にRFP (提案書の提供)を依頼する
  3. 調達先から提出されたRFPの内容に基づいて、発注元が調達先を決定する

常識的な判断をする

下記の問題は、RFIとRFPに関する問題である。RFIとRFPが、それぞれ何の略で、日本語でどういう意味かを覚えておけば、正解を選べるだろう。もちろん、常識的な判断も必要である。この問題では、「公正」という言葉の意味を常識的に判断しよう。

RFIとRFP (H28 秋問66)

問66 RFIに回答した各ベンダに対してRFPを提示した。今後のベンダ選定に当たって、公正に手続を進めるためにあらかじめ実施しておくことはどれか。

ア RFI の回答内容の評価が高いベンダに対して、選定から外れたときに備えて,再提案できる救済措置を講じておく。
イ 現行のシステムを熟知したベンダに対して,RFPの要求事項とは別に、そのベンダを選定しやすいように評価を高くしておく。
ウ 提案の評価基準や要求事項の適合度への重み付けをするルールを設けるなど、選定の手順を確立しておく。
エ ベンダ選定後, 迅速に契約締結をするために, RFPを提示した全ベンダに内示書を発行して、契約書や作業範囲記述書の作成を依頼しておく。

本問は、RFIではなく RFPの評価が高いベンダ(調達先のこと)を選定するので、選択肢アは×である。特定のベンダの評価を高くすると公正ではないので、選択肢イも×である。確立しておいた手順で選定するのは公正なので、選択肢ウは〇だろう。実際の正解も、選択肢である。選択肢エは、 RFPを提示した全ベンダに内示書を発行すると、実際には選定されなかったベンダに迷惑をかけることになるので×である。

(参考)情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者[科目A][科目B]矢沢久雄 (著)翔泳社


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