経営戦略マネジメント
経営戦略マネジメントの分野でも、用語に関する問題が出されることがある。たとえば、CRM (Customer Relationship Management:顧客関係管理)、SCM(Supply Chain Management:供給連鎖管理) 、ERP(Enterpriseses Planning:企業資源計画)などである。
CRMは、企業が顧客(カスタマ)との間に親密な信頼関係(リレーショシップ)を築くことで、顧客を何度も購入するリピータにして収益の向上を目指す管理(マネジメント)手法およびシステムのことである。
SCMは、供給者から消費者までのつながり(サプライチェーン)を統合的に管理(マネジメント)することで、コスト削減や納期短縮を実現する手法及びシステムのことである。
ERPは、企業全体(エンタープライズ)の経営資源(リソース)を有効かつ総合的に計画(プランニング)して管理することで、経営の効率を向上する法およびシステムのことである。 ERP に関する問題は、下記で紹介しよう。
何の略であるかを覚える
CRM、SCM、ERPのような英語の略語は、略語のまま丸暗記するのではなく、それぞれが何の略であるかを覚えよう。その際に、英語のスペルを正確に覚える必要はない。カタカナ英語で十分です。 たとえば、CRMなら、Cがカスタマ (顧客)で、Rがリレーションシップ(関係)で、Mがマネジメント(管理)と覚えよう。下記の問題は、CRMに関する問題である。この問題は、CRMのCがカスタマ (顧客)であることを覚えていれば、それだけで正解を選べるだろう。
CRMの目的 (H28 秋問69)
問69 CRMの目的はどれか。
ア 顧客ロイヤリティの獲得と顧客生涯価値の最大化
イ 在庫不足による販売機会損失の削減
ウ 製造に必要な資材の発注量と発注時期の決定
エ 販売時点での商品ごとの販売情報の把握
選択肢アの 「顧客ロイヤリティ」とは、企業に対する顧客の信頼や愛着の大きさのことである。「顧客生涯価値」とは、1人の顧客から得られる収益の総額のことである。したがって、選択肢アが正解である。他の選択肢は、どれも、カスタマ(顧客)とのリレーションシップ(関係)には、直接関係ない。 したがって、CRMの目的ではないことになる。
(参考)情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者[科目A][科目B]矢沢久雄 (著)翔泳社


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